Screening, Performance
スクリーニング
4月27日(水)、28日(木)、29日(金)、30日(土)
13:00-20:00 ハルーン・ファロッキ「消せない火 / Nicht löschbares Feuer (inextinguishable fire)」1969, 21分(日本語字幕あり)
会場:statements(東京都渋谷区東2-27-14-102)
地図 Map: https://goo.gl/maps/i9YppUpTxQF2
終了
3月19日(土)
オープニング パフォーマンス
作家:小関清人
会場:青山|目黒(東京都目黒区中目黒2-30-6)
時間:19:00-
4月1日(金)
19:30-
COBRAスクリーニング+トーク(ゲスト:千葉正也氏)
4月2日(土)
13:00-
砂入博史 Hiroshi Sunairi
「Making Mistakes」 2011, 60min (日英字幕あり)
15:00-
ハルーン ファロッキ Harun Farocki
「消せない火/ Nicht löschbares Feuer ( inextinguishable fire )」1969, 21min (日本語字幕あり)
ジル ゴッドミロウ Jill Godmilow
「What Farocki Taught」1998, 30min(日本語字幕なし)
18:00-
砂入博史 Hiroshi Sunairi「air -test screening version」2016, 93 min (英語字幕あり)
4月3日(日)
15:00-
ハルーン ファロッキ Harun Farocki
「みての通り/ Wie man sieht (as you see) 」1986, 72min(日本語字幕あり)
《Harun Farocki》
ドイツのエクスペリメンタルドキュメンタリーメーカーHarun Farockiは、ドキュメンタリーの原理的要素とも言える「見る事」「伝える事」「どう見るのか」こうしたテーマを常に根底に孕みながら作品を制作していた。The German Film and Television Academyに彼が入学した1968年は、アメリカでは激しいベトナム反戦運動が起こり、フランスでも五月革命、ドイツでも反体制運動が起こり、世界的に反体制的な活動、民主化運動、学生運動が盛んな時代であった。こうした社会的背景を受けて制作された代表的作品『Inextinguishable Fire / 消せない火』は、まさにベトナム戦争への報道、ナパーム弾の製造メーカーへの弾糾とも言える作品であり、鋭い視点と行為によって、マスメディアによって伝えられる表面的な現実への危惧、その背景にある本質的な問題を可視化しようとした。
『As you see / 見ての通り』では、工業製品、機関銃、アウトバーンの構想設計など、、様々なプロダクトの技術的発展や歴史を淡々と論じる一方で、その発展の背景にある問題を提示し、善と悪、現実の表裏一体、目に見えている事が全てとは限らない-と表層的な情報に囚われている物の見方へのアンチテーゼとも言える作品である。
映像を使って何を現実として伝えられるのか、、どうやって現実を共有できるのか、、100以上の作品を制作してきた彼の制作姿勢には、常にこの問題を追い求めていたと言える。
今回のスクリーニングでは、Farockiから大きな影響を受けたアメリカのノンフィクションフィルムメーカーJill Godmillowが『Inextinguishable Fire』をレプリカ的に制作したポストリアリストフィルムと呼称される『What Farocki Taught』と同時上映する。
《Hiroshi Sunairi》
2010年6月、砂入はマグニチュード6.9の青海地震の被害の中心地となった玉樹市(ジェグー)で映画を撮影するため、チベット東北部のアムド(中国青海省)へと旅に出た。しかし、ジェグーに着くと砂入は高山病にかかり余儀なくそこを去る事になる。地震の災害からチベット文化の生存と闘争を炙り出すという意図を失い、砂入は新たな目的を求め更なる旅を進めていく。そんな中でアムドの文化や民族を通しながら、砂入は自分自身と向かい合う自己省察の旅へと移行し、『Making Mistakes』へと繋がる。
『air』においては、福島第一原子力発電所事故後の福島の状況を自分の目で確かめたいと思いから、2011年8月アメリカから福島を訪れた。数多くの東日本大震災/原発事故をテーマにしたドキュメンタリーがある中で、『air』は震災後の悲惨な光景のレポタージュだけではなく、福島に住む一人のタクシードライバーとの出会いを通してみるパーソナルな現実であり、ロードムービー的なドキュメンタリーである。また、広島に生まれアメリカに住む砂入は長年において原爆の問題を作品を通して考察しており、その独自の視点で福島の姿、広島との接点を見いだす。
それから4年後。2015年の夏、広島の樹木医から貰い受けた被曝樹木の銀杏の苗を携えて、砂入はもう一度福島を訪れる。そしてタクシードライバー、栃窪康一と再会する。
映画音楽は砂入と交流のある音楽家 蓮沼執太による書き下ろしで、砂入とディスカッションを繰り返しながら制作された音楽は、時に映像と競り合うような緊張感を保ちながら砂入のエクスペリメンタルドキュメンタリーをより印象的なものにしている。
4月15日(金)
20:00- ミヤギフトシ スクリーニング
*アフタートークあり
「ロマン派の音楽 / A Romantic Composition –single channel version-」2015, 21分28秒
「What I Meant Was」2010, 3分
「The Ocean View Resort」2013, 19分25秒
会場: Komagome SOKO 2F (東京都豊島区駒込2-14-2)
地図 Map: https://goo.gl/maps/iKTvh6SXv452
Photo: "A photograph of a Soldier in a Matchbox", Futoshi Miyagi, 2015
4月16日(土)
14:00- 荒木悠 スクリーニング
15:00- 矢口克信 スクリーニング
16:00- 荒木悠×矢口克信 トーク「制作の穴について」
*ゲスト:天野太郎 / 横浜市民ギャラリーあざみ野 主席学芸員 プログラム・ディレクター、金田幸三 / 写真家
会場: Komagome SOKO 2F (東京都豊島区駒込2-14-2)
地図 Map: https://goo.gl/maps/iKTvh6SXv452
4月17日(日)
COBRAスクリーニング 終日ループ上映
会場: Komagome SOKO 2F (東京都豊島区駒込2-14-2)
地図 Map: https://goo.gl/maps/iKTvh6SXv452